大神神社の摂社である桧原神社の鳥居。
かの有名な三ツ鳥居です。
大神神社の記録によると、「古来、一社の神秘なり」と伝えられています。三つの鳥居が横に連なり、独特の雰囲気を醸し出しています。
天照大神が祀られていたという元伊勢にふさわしい空気が漂います。
卑弥呼の墓ではないかと云われる箸墓古墳から東へ2㎞ほどの距離に桧原神社は佇みます。山の辺の道のルート上にあり、ハイキング途中の観光客が休憩している姿も見受けられます。
箸墓古墳から桧原神社へアクセスする急な坂道。
眼下には右手に箸墓古墳、左手の彼方には二上山が見えます。
池越しに三輪山を望みます。
この後、急な雷雨に見舞われたのですが、この頃から三輪山の上空には雷雲が発生していますね。
太陽神とも雷神とも云われる三輪山の神。
今回の桧原神社参拝には、雷(神鳴り)のお出迎えがありました。
桧原神社には本殿も拝殿もなく、三ツ鳥居を通して三輪山そのものを拝む形式をとります。
鳥居の奥には、神霊を招くための神雛(ひもろぎ)と磐座が鎮座しているそうです。三ツ鳥居を眺めていると、自然と厳かな気分になって参りますね。

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