飛鳥坐神社の近くで、奇祭おんだ祭の看板を見つけました(^v^)
天狗とおかめが描かれていますね。
火の用心を呼び掛ける高市消防署・高市防災協会の看板です。
ここは高市郡明日香村・・・奈良の高市は古くから薬の里として知られますが、なぜか奈良出身の政治家である高市早苗さんが頭をよぎります(笑)
飛鳥の風景には心が和みます。
天狗といえば猿田彦、道祖神の猿田彦大神に通じます。
道先案内人として先導役を担う天狗は、大和の祭りにおいても欠かすことのできない特異なキャラクターですね。
山々が重なります。
神武天皇が蜻蛉(とんぼ)が交尾して飛んで行くようだと喩えた大和の風景です。
大和の地名由来は「山処(やまと)」。
四方八方を山に囲まれた秋津島(あきづしま)は、トンボの情景と重なり「蜻蛉洲」とも書かれます。
りんごの飾り切り「アップルボート」。
舟型にデザインされたアップルボートですが、どこか山の連なりに似ているような気も致します。
おんだ祭は飛鳥坐神社の最大の呼び物になっていますが、三輪山をご神体とする大神神社でもおんだ祭は催されています。田作男(たづくりおとこ)が農耕の所作を面白おかしく演じ、早乙女が田植えの所作を行います。
もうすぐやって来る春を待ちわびながら、奈良の冬は静かに流れていきます。

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