山の辺の道に開花する梅をご案内致します。
長岳寺近くの天理市トレイルセンターで車を駐車して、桧原神社との間を往復します。
山の辺の道の梅。
柿やみかんで知られる山の辺の道ですが、春の息吹を感じる探梅もおすすめです。
道中には様々な種類の梅が咲いていました。
西の方角に耳成山、畝傍山、二上山を望みながら山裾を縫うように進んで行きます。
山の辺の道の道標。
ちょうど崇神天皇陵と景行天皇陵の間ぐらいでしょうか。道標の向こう側に見えているのは、神の鎮まる三輪山です。
景行天皇陵を背にする梅。
山の辺の道の道中には、咲き終わりの蝋梅(ろうばい)と満開の梅が所々に見られました。鼻腔によみがえる蝋梅から、日本人が愛してやまない梅へと季節が流れていきます。
三輪山への惜別を詠った額田王の万葉歌碑。
”三輪山を しかも隠すか 雲だにも”で有名な歌ですよね。桧原神社と景行天皇陵の間にある歌碑ですが、ちょうど三輪山が見えなくなる道の角に建てられています。
桧原神社へ向かう車谷エリアの梅。
この辺りは山から清らかな水が流れ落ち、心地いい水音が耳にこだまします。
三輪山を背景に開花する梅。
桧原神社の近くでは、4月10日頃になると奇麗な桃の花が咲きます。
山の辺の道は椿の名所でもありますから、椿~梅~桃と春先の花暦は充実していますよねヽ(^。^)ノ 大神神社の展望台で知られる大美和の杜には桜の花も植えられていますから、桜目当てにお花見だって出来ちゃいます(^-^)

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