奈良町を散策中、ばったり床机を見つけました。
ばったり床机(しょうぎ)とは、脚の部分が折り畳み式になっている床机のことで、商品の陳列台や腰掛として利用されます。
ばったり床机。
その名の通り、ばったりと手前に下りてくる仕組みになっています。
町家の風情ある意匠として、犬矢来などと共に観光客の注目を集めています。
こちらは、バッタリと地面にひれ伏す奈良公園の鹿(笑)
相当お疲れのご様子です。
東大寺ミュージアムにディスプレイされていた重源上人の数珠。
東大寺再興の祖と仰がれる重源上人が使っていたとされる数珠。もちろん、本物ではなくてレプリカだと思われます。何せ値段が付いていましたので、お守り代わりにお買い求めになられる方がいらっしゃるのでしょう。
猿沢池と柳の葉。
柳の木のしだれる様は、否応なく日本情緒を醸します。
東大寺ミュージアム前の鹿。
寺社建築の蛙股(かえるまた)や懸魚(げぎょ)も興味深いですが、人々の暮らしの中に息づく建築物の意匠にも注目してみたいですね。

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