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元興寺の扇塚

物にも魂がある。

そんなことを感じさせる塚が、世界遺産元興寺の境内にあります。

塚といえば、要するにお墓のことですが、元興寺の扇塚も「扇の眠るお墓」という解釈で間違いはないものと思われます。

扇塚

元興寺の駐車場脇に建つ扇塚。

「扇」という漢字を分解すると、「戸」と「羽」から成り立っていることが分かります。扇はそもそも、軽い扉を意味していました。軽い扉、それはあたかも喫茶店のカウンター越しに設けられた、あのパタパタした開閉式のドアを思い起こさせます。客室のフロアとカウンター内を行き来する境界に設けられた軽い扉のことですが、あの扉はスイングドアと呼ばれます。

通気性も良く、「気が通る」にも通じて、どこか縁起が良かったのでしょうか。軽い扉はいつの間にか、扇子を意味するようになりました。

元興寺の扇塚

末広がりの扇の形をしていますね。

元興寺の扇塚は、1970年に日本舞踊の坂本流の家元によって建立されています。

毎年5月になると、元興寺住職による読経が行われ、踊り手の方々が愛用の扇を炉で燃やす儀式があります。扇供養と呼ばれる行事で、それぞれの魂のこもった扇が奉納されます。

京都の安井の金毘羅さんに久志塚という櫛を供養する塚がありますが、愛用の品を手厚く葬る姿には、共通の姿勢が見出されます。

さしずめ野球選手ならバット、料理人なら包丁といったところでしょうか。

元興寺の石仏

扇塚の横に並ぶ石仏。

扇は本来、右利き用に作られていますが、左利き用の扇もあるようです。風を送る道具であると同時に、大きな口を開けて笑うのを良しとしなかった女性が口元を押さえる用途にも使われました。日本人の楚々とした立ち居振る舞いや作法に影響を及ぼしていた扇。日本舞踊の舞いに使われるようになったのも頷けますね。

元興寺の扇塚は、拝観料を払って境内に入らなくても拝ませて頂くことができます。ちょっとしたお立ち寄りスポットとしていかがでしょうか。

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2013年01月19日 08:02に投稿されたエントリーのページです。

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