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祓戸神社に祀られる神様の役割

大神神社末社の祓戸神社。

玉砂利の参道を上っていくと、太鼓橋を超えた辺りで一番最初に出迎えてくれる神様です。この場所で心身を清めるわけですが、祓戸神社に祀られる四柱の神にはそれぞれに重要な役割があります。

バトンをつなぐ見事なリレーとでも表現したらいいでしょうか。

あるいは信頼の襷をつなぐ駅伝ランナーのようなチームプレーを感じさせます。

祓戸神社

祓戸神社の御祭神。

祓戸大神とも呼ばれる四柱の神様が祀られています。

神道における大祓詞(おおはらえのことば)に登場する神として知られる瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)。清流の女神とも言われる瀬織津姫神は川や滝の近くに祀られることが多く、現に大神神社の末社である祓戸神社も清らかな水の流れる場所に鎮まります。

以前に祓戸神社の前に黒山の人だかりが出来ていて、一体何なんだろう?と思って覗いて見ると、清流の脇の石垣の隙間から蛇が顔を覗かせていました。大神神社に蛇が棲むという話はよく伺っていましたが、実際にそのお姿を拝ませて頂くのは初めてでした。くれぐれも皆さん、蛇のお姿は写真にお撮りになることがないようにお願い申し上げます。

祓戸神社の鎮まる場所は、三輪の神様が時折いらっしゃるほどの清らかな場であるとも言えるのではないでしょうか。

大神神社の拝殿

大神神社の拝殿。

手前に写っているのは、子どものために購入したランドセル守です。

拝殿に上がる前には手水舎で身を清めます。さらにその前に、祓戸神社にお参りするという手順を踏みます。大神神社参拝の先陣を切るお社こそが、祓戸大神を祀る祓戸神社なのです。

私たちの罪や穢れを川上から海へ流す役割を果たしているのが、祓戸神社の案内板の一番最初に書かれている瀬織津姫神です。そして川から海へ流れ出る所にいらっしゃるのが「河口の神」とも言われる速秋津姫神(はやあきつひめのかみ)です。

川から流れ込む罪や穢れを、河口において呑み込む役割を担っているのが速秋津姫神というわけです。陸上競技のリレーに例えるなら、バックストレッチを走り抜ける第二走者に相当します。

祓戸神社

そしてその次に、第三走の最終コーナーを周る役目を担うのが気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)です。気吹戸主神は、黄泉の国とも言われる「根の国底の国」に罪や穢れを吹き去ってくれます。

根の国底の国は地底をイメージさせます。

現代の感覚から言えば、川から海に流れ落ち、水蒸気となって天へ舞い上がり、再び雨となって地に降り注ぐ。そんな自然の循環が想像されるのですが、祓戸の四柱の神によるリレーは天へ舞い上がるのではなく、地の底に罪や穢れを吹き放つようです。

そこから最後のホームストレッチを走り抜けるのが速佐須良姫神(はやさすらひめのかみ)です。

根の国底の国に放たれた罪や穢れを引き受けて、今度はそれを流離(さすら)って失う役割を果たします。こうして国中の罪が全て無くなってしまうとされます。アンカーの役目を果たす速佐須良姫神は、その名の如く「さすらう」のですね(笑) 行く当てもなく放浪することによって、最後は洗い流される罪や穢れ。

祓戸神社の御例祭は6月30日に執り行われます。

上半期の穢れを祓う茅の輪神事の日と同じですね。御例祭の日取りからも、お祓いの神様であることがうかがえます。

全てを水に洗い流すとよく言いますが、心機一転何かを始めるときには心の整理が必要です。

流行語にもなった「断捨離」にも通じる何かを感じます。一度空っぽにしなければ何も入ってきません。大神神社のご利益には様々なものがありますが、どのような願い事であっても、まずは自らを空っぽにして清める必要があります。

鳥居をくぐることから始まる神社参拝ですが、実質的な参拝の一番手にある祓戸神社。

それぞれの神様の役割を頭に描きながら、まずは夫婦岩の手前に鎮座する祓戸神社にお参りされることをおすすめ致します。

大神神社の御手洗橋 祓戸社の手前に掛かる禊の橋をご案内致します。

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2013年02月06日 07:32に投稿されたエントリーのページです。

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