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唐臼を安堵町歴史民俗資料館で見学

昔の家庭には唐臼(からうす)と呼ばれる精米道具がありました。

玄米を白米と糠に分ける精米作業は、主に女性が担当する仕事とされていたようです。

唐臼

安堵町歴史民俗資料館に展示されていた唐臼。

昔の人の暮らしぶりを間近に見ることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。現代の生活では、漬物などで重用する ”糠” を身近に感じることができなくなりましたが、昔の人は各家庭において、てこの原理を利用しながら白米と糠に分ける作業を行っていました。

唐臼の踏み板

唐臼の踏み板の部分です。

この上に乗って体重をかけるものと思われます。先っぽが伸びていて、より梃子(てこ)の原理が生かされるようになっています。生活の知恵ですね。

体を動かしながら料理する。日々の作業の中で、理想的な健康生活が維持されていたのではないでしょうか。

唐臼の杵

こちらが反対側の杵の部分ですね。

窪んだ箇所の臼に、様々な食材を置いて作業が行われていたものと思われます。

極楽寺の広島大仏

安堵町といえば、極楽寺の広島大仏を思い出します。

原爆投下後の広島で、人々の心の拠り所となっていた仏様です。

唐臼

唐臼は精米道具としてだけでなく、様々な用途に使われていました。

大豆を磨り潰してきなこを作ったりもしていたようです。

昔の家屋にこんな風に置かれていたであろうというシチュエーションが再現されています。タイムスリップしたような感覚が、資料館での滞在時間を引き延ばします。

唐臼の案内書

天秤式の臼は「カラス」とも呼ばれていました。

安堵町の伝統産業である灯心引きにばかり目が行きがちですが、唐臼のように、昔はどこの家庭にもあったであろう道具にこそ注目してみたいものです。

安堵町歴史民俗資料館

なんだかほっとする資料館です。

様々な分野で機械化に至るまでの人の営みに触れてみる。これはとても貴重な体験と言えるのではないでしょうか。

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2013年06月23日 10:30に投稿されたエントリーのページです。

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