人力車が三輪の町を走ります。
9月に大神神社で挙式されるカップルの方が、当館大正楼へ下見見学のためにご来館されました。鏡開きの酒樽をご発注頂くことになり、ご近所の酒蔵まで足を運びました。その際に、同じ通り沿いで目にしたのが人力車だったというわけです。
料理旅館大正楼の玄関前で記念写真を撮らせて頂きました。
お伊勢さんで人力車を引いておられる風プロの神力車祥平さんと、これから三輪でご活躍頂く北原美希さんです。
期間限定の5分間無料試乗サービス中だったため、ご結婚予定のカップルのお二人様にライドして頂きました(笑) 無理なお願いにも関わらず、喜んでお引き受け下さった祥平さんと美希さんに感謝申し上げます。
格好いい!
披露宴会場としてご利用頂いている当館ですが、ご参列頂く方々の大神神社までの移動は徒歩5分ということもあってか、ほとんどの方が歩いて行かれます。新郎新婦様に限っては、中型タクシーや寿タクシー、それにリムジンを手配される方もいらっしゃいますが、やはり徒歩で移動されるケースが大半です。
今後は人力車の出番があるかもしれませんね。
婚礼衣裳を着て大神神社の参道を人力車で闊歩すれば、道行く人々に祝福されること請け合いです。
大神神社の手水舎。
手水舎の下手には、聖天石とも言われる夫婦岩が鎮まります。手水舎では、蛇の神様の口から清らかな水が注がれます。三輪山神話にも登場する蛇の神様は、三輪山山麓に住む女性の元に通った大物主神だったのでしょうか。
神力車祥平さんのプロフィール冊子を拝見してみると、神話の語り部としてもご活躍なさっているようです。
以下、抜粋させて頂きます。
<いざ、心のふるさとへ> 神のおかげをいただいて走る 神力車 伊勢の風に乗って 神話の世界を心ゆくまで 感じてもらいたい
<神話の語りべ> 日本人でよかったぁ~と涙を流せる学びをお届けしたい。
<魂を振るわす 命のエール> フレー フレーは、命をふるわす究極の言霊。人を、神を、宇宙を、この言霊のチカラで鼓舞していきたい。
ふと思ったのですが、お祭りで担ぐお神輿の掛け声「ワッショイ、ワッショイ」にも、よく似たニュアンスが込められているのかもしれません。魂振りと言うか、神様を呼び起こす合図とでも言うか、そんな意味合いがあるような気がするのです。
大神神社拝殿。
三輪の町を人力車が練り歩く。
本格的なサービス開始は今年の9月からとなります。
ブライダル関係のみならず、今後はご宿泊頂いたお客様にもお薦めしてみようかなと思っています。外国人観光客にもウケるでしょうね。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003