お釈迦様の誕生日は４月８日です。
誕生祝いの花祭りで振る舞われる甘茶は広く知られるところ。
ところで、お釈迦様がお母さんである摩耶夫人の右脇からお生まれになったことをご存知ですか？
右脇から生まれた！
何とも不思議な伝説に彩られています。
摩耶夫人のお腹の中に宿る時も、白い象に姿を変えて右脇から入っていかれました。
お生まれになった場所は、今のネパールにあるルンビニーの花園。
摩耶夫人がアショカ樹の枝に手を伸ばされた時、右脇からお生まれになりました。
国宝の薬師寺東塔。
お釈迦様の誕生を祝って花が咲き、２匹の龍が天から甘露の雨を降らせたと伝えられます。
水を司る神として崇められる龍ですが、お釈迦様の誕生の時にも関わっていたんですね。龍の歴史の古さに改めて感動を覚えます。
お釈迦様の誕生は「受生（じゅしょう）」と呼ばれます。
壺阪寺へ行けば、お釈迦様の一生を描いた仏像レリーフを拝ませて頂くことができます。
石仏の宝庫らしく、見事な石造の仏像レリーフです。
ここ薬師寺では、お釈迦様の一生がソフトタッチの絵によって表現されています。
こういうのを見ていると、なんだか心が落ち着きますね。
お問合わせ窓口 ； ＴＥＬ ０７４４－４２－６００３
